2008.01.17 Thursday
私の中の3つの質
私の中には、いくつかの質がある。
思うに、多分前世ではないか。
1つは、子供のお姫様気質。
前世は幼く亡くなっているのかと思う。いつまで経っても少女趣味で、子供っぽくて、人はよく「お子様ババア」と言う。夫は、若い頃から老成していて、若年寄りだった。入社試験の重役面接で、「老成していますね。」と言われたという。こういう人は、前世年を取ってから亡くなった方が多いと聞いた。うちは、おじいちゃんと孫のような夫婦だ。
夫とであったのは、秋川の川原のバーベキューで出会った。私の高校時代の家庭教師の友人だった。きっと、前世で3才位の私をじいやが川で溺れさせてしまい、今生において出会い、育てているのかもしれない。
2つは、武士である男の質。
武士道精神、ならぬものは成りませぬ。弱いものいじめしては、なりませぬ。目上の方は、立てましょう。(武士は食わねど高楊枝)誰からも教わった訳ではないのに、生まれつきこの気質がある。
これは、私の中にある風景だが、海の砂浜で2人の侍が刀を抜いて決闘中に1人の侍の息子(3才位)が、「お父さん・・」と言って近づいてくる。父親は一瞬息子に気を取られ、その隙をつかれ切られてしまう。息子は、涙一つみせず父の敵の顔を脳裏に焼き付ける。そして、その息子は、大人になって、その侍を探し出し敵を討つ。この風景が、どこかにある。
3つは、小学生の頃から福祉への熱き思い。
私の通っていた小学校は、近くに孤児院があり、クラスに3人位孤児院の子供が居た。その子供達から、私は色々な事を学ばせていただいた。
小6の卒業文集に、将来何になりたいか、
男子は、野球の選手。
女子は、スチュワーデス。
など、あの時代は多かった。後、男女とも
宇宙旅行がしたい。
が多かった。
私は、「将来、親のいない恵まれない子供の家を作りたい。」とあった。
すっかり忘れていたが、この間見て、驚いた。
来月は、父の命日である。父は、昇天し16年が過ぎた。父は、私の長女の誕生日に昇天した。父方の祖父は、私の誕生日に昇天した。きっと、覚えていてくれと、言っているのだろう。亡き父の思いは、相変わらず強く、戦争中の話をたまに父がら聞いたことがあった。こちらが聞くまで、自らあまり話さなかった。終戦で、フィリピンから引き上げてくる時、父は日本刀を杖代わりにして、引き上げて来たといっていた。戦友のひとりが、足を痛めたのか、「もう歩けない、先に行ってくれ。」と言った。父は、その戦友を肩から担ぎ、日本刀を杖に帰ってきたと聞いた。その日本刀は、本当に鞘に入ったまま先が20cm位折れ曲がっていた。
弟は、その話はほらだと言った。私は違うと思う。
私も、同じ立場だったら、父と同じ事をするからだ。だから、解る。
その戦友は、父より弱かったのだろう。目に見えるようだ。
あの時の日本刀は、どうなってしまったのか?
父への思いは、いつまでも熱く強い。
思うに、多分前世ではないか。
1つは、子供のお姫様気質。
前世は幼く亡くなっているのかと思う。いつまで経っても少女趣味で、子供っぽくて、人はよく「お子様ババア」と言う。夫は、若い頃から老成していて、若年寄りだった。入社試験の重役面接で、「老成していますね。」と言われたという。こういう人は、前世年を取ってから亡くなった方が多いと聞いた。うちは、おじいちゃんと孫のような夫婦だ。
夫とであったのは、秋川の川原のバーベキューで出会った。私の高校時代の家庭教師の友人だった。きっと、前世で3才位の私をじいやが川で溺れさせてしまい、今生において出会い、育てているのかもしれない。
2つは、武士である男の質。
武士道精神、ならぬものは成りませぬ。弱いものいじめしては、なりませぬ。目上の方は、立てましょう。(武士は食わねど高楊枝)誰からも教わった訳ではないのに、生まれつきこの気質がある。
これは、私の中にある風景だが、海の砂浜で2人の侍が刀を抜いて決闘中に1人の侍の息子(3才位)が、「お父さん・・」と言って近づいてくる。父親は一瞬息子に気を取られ、その隙をつかれ切られてしまう。息子は、涙一つみせず父の敵の顔を脳裏に焼き付ける。そして、その息子は、大人になって、その侍を探し出し敵を討つ。この風景が、どこかにある。
3つは、小学生の頃から福祉への熱き思い。
私の通っていた小学校は、近くに孤児院があり、クラスに3人位孤児院の子供が居た。その子供達から、私は色々な事を学ばせていただいた。
小6の卒業文集に、将来何になりたいか、
男子は、野球の選手。
女子は、スチュワーデス。
など、あの時代は多かった。後、男女とも
宇宙旅行がしたい。
が多かった。
私は、「将来、親のいない恵まれない子供の家を作りたい。」とあった。
すっかり忘れていたが、この間見て、驚いた。
来月は、父の命日である。父は、昇天し16年が過ぎた。父は、私の長女の誕生日に昇天した。父方の祖父は、私の誕生日に昇天した。きっと、覚えていてくれと、言っているのだろう。亡き父の思いは、相変わらず強く、戦争中の話をたまに父がら聞いたことがあった。こちらが聞くまで、自らあまり話さなかった。終戦で、フィリピンから引き上げてくる時、父は日本刀を杖代わりにして、引き上げて来たといっていた。戦友のひとりが、足を痛めたのか、「もう歩けない、先に行ってくれ。」と言った。父は、その戦友を肩から担ぎ、日本刀を杖に帰ってきたと聞いた。その日本刀は、本当に鞘に入ったまま先が20cm位折れ曲がっていた。
弟は、その話はほらだと言った。私は違うと思う。
私も、同じ立場だったら、父と同じ事をするからだ。だから、解る。
その戦友は、父より弱かったのだろう。目に見えるようだ。
あの時の日本刀は、どうなってしまったのか?
父への思いは、いつまでも熱く強い。