2009.12.05 Saturday
本来必要がない人までが、薬物治療を受けている
読売新聞の朝刊一面に、次の記事が出ていました。
*****(2009年12月4日03時04分 読売新聞)******************
うつ病100万人超す、10年で2・4倍に
抑うつなどの症状が続くうつ病の患者数(躁(そう)うつ病を含む)が、初めて100万人を超えたことが3日、厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査でわかった。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もある。
患者調査によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、1996年に43万3000人、99年は44万1000人とほぼ横ばいだったが、2002年調査から71万1000人と急増し、今回の08年調査では、104万1000人に達した。
10年足らずで2・4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診増も一因」と指摘する。
うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なる。パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)は、「軽症のうつは自然に治るものも多い。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れが続いており、本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」と話す。
**********************************************
そして、この新聞記事ですが、
「本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」
と話す。
で、終わっています。
これが、大きな問題で、私も娘も必要の無い薬を長年飲まされました。
必要のない人が必要の無い薬を長年飲まされたらどうなるか?世間はもっと知るべきです。
私など、抗鬱薬を含め、14種類の精神薬、2週間に1回のデボ剤注射漬けの15年間でした。減薬もまともに出来ない主治医でした。
お蔭で今も、精神薬の後遺症に悩まされています。
慢性的抑うつ、神経過敏をこじらせ、抗パ剤による能力低下等など。
娘は年齢が若かった分、もっと悲惨で、必要の無い処方薬による発病、精神科治療によるPTSD。これが隠されている、精神科の中核の問題「薬剤性精神病」です。
多くの精神科医は、治療の必要の無い人の除外診断をせずに、安易に薬をだし、精神薬の副作用を病気が進んだと誤診し、更に薬漬けにしてしまうのです。
素直な患者ほど、医者のいいなりになってしまい、事態がどんどん悪化します。
この事実を、世間が早く知るべきです。
世の多くの精神科医の皆さん、もっと、しっかり勉強してください。
勉強は、製薬会社の書いた薬の処方マニュアルや先輩医師の受け売りではなく、患者から学んでください。患者の状態を良く見て、薬が合うか合わないか、副作用が出ていないか、慎重かつ迅速に見極めてください。
患者の話、家族の話、そして生育歴もしっかり聞き、カルテにまとめ、真面目に取り組んでください。
そして、患者の将来を大切に考えてください。
安易に、薬を出さないでください。
内科や外科の誤診は、直ぐに結果がわかり、その場で命が奪われる事が多いでしょう。
精神科の誤診は、その場で分かりませんが、その先、患者の人生のレールが大きく狂い一生を台無しにします。
*****(2009年12月4日03時04分 読売新聞)******************
うつ病100万人超す、10年で2・4倍に
抑うつなどの症状が続くうつ病の患者数(躁(そう)うつ病を含む)が、初めて100万人を超えたことが3日、厚生労働省が3年ごとに実施している患者調査でわかった。
長引く不況などが背景とみられる一方、新しい抗うつ薬の登場が患者増につながっていると指摘する声もある。
患者調査によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、1996年に43万3000人、99年は44万1000人とほぼ横ばいだったが、2002年調査から71万1000人と急増し、今回の08年調査では、104万1000人に達した。
10年足らずで2・4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診増も一因」と指摘する。
うつ病患者の増加は、新しいタイプの抗うつ薬が国内でも相次いで発売された時期と重なる。パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)は、「軽症のうつは自然に治るものも多い。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れが続いており、本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」と話す。
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そして、この新聞記事ですが、
「本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」
と話す。
で、終わっています。
これが、大きな問題で、私も娘も必要の無い薬を長年飲まされました。
必要のない人が必要の無い薬を長年飲まされたらどうなるか?世間はもっと知るべきです。
私など、抗鬱薬を含め、14種類の精神薬、2週間に1回のデボ剤注射漬けの15年間でした。減薬もまともに出来ない主治医でした。
お蔭で今も、精神薬の後遺症に悩まされています。
慢性的抑うつ、神経過敏をこじらせ、抗パ剤による能力低下等など。
娘は年齢が若かった分、もっと悲惨で、必要の無い処方薬による発病、精神科治療によるPTSD。これが隠されている、精神科の中核の問題「薬剤性精神病」です。
多くの精神科医は、治療の必要の無い人の除外診断をせずに、安易に薬をだし、精神薬の副作用を病気が進んだと誤診し、更に薬漬けにしてしまうのです。
素直な患者ほど、医者のいいなりになってしまい、事態がどんどん悪化します。
この事実を、世間が早く知るべきです。
世の多くの精神科医の皆さん、もっと、しっかり勉強してください。
勉強は、製薬会社の書いた薬の処方マニュアルや先輩医師の受け売りではなく、患者から学んでください。患者の状態を良く見て、薬が合うか合わないか、副作用が出ていないか、慎重かつ迅速に見極めてください。
患者の話、家族の話、そして生育歴もしっかり聞き、カルテにまとめ、真面目に取り組んでください。
そして、患者の将来を大切に考えてください。
安易に、薬を出さないでください。
内科や外科の誤診は、直ぐに結果がわかり、その場で命が奪われる事が多いでしょう。
精神科の誤診は、その場で分かりませんが、その先、患者の人生のレールが大きく狂い一生を台無しにします。